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2020年 8月 21日 過去問演習をやろう!

こんにちは!早稲田大学国際教養学部の平賀麻結子です!

本日は過去問演習の意義についてお話しします!

「今、過去問をやる意味ある?」「どうせできないし…」と、思う人もいるかもしれません。ここでは、過去問を進める意義を確認しましょう。

過去問を通して勉強し、この先の勉強に生かす

過去問を使って自分の苦手・弱みを把握することで、9月以降やらなければいけないこと・克服しなければならないことが明確になります。

例えば、10年分の過去問を終え、J君は「『古文で、単語の意味・古典知識はいつも満点ちかく取れるのに、解釈問題・全体把握をよく間違えてしまう』傾向がある。」と分析しました。

J君は9月以降、単語や古典知識ではなく(もちろん多少はやりますが、)、演習問題をたくさん解くという課題が明確になります。

もししっかり分析せずに、「なんか古文点数悪いわ、もう1回1から確認するか」と考えてしまったら、これは合格のための最短ルートではないですね。

このように、過去問を解いてしっかりと分析することで、9月以降「合格への最短ルートの勉強」ができます。そして、過去問を1年解いたよりも、5年解いたよりも、10年解いたほうがより正確に自分の苦手を把握することができます。残されている時間は思っているよりずっと少ないです。9月以降燃費よく勉強できるよう8月中に第一志望校過去問を数年分(できれば10年分)解きましょう!

何周も何周もして点数を上げよう

大前提ですが、1周目は完璧である必要はないです。解いて分析することだけに意味があります。

「1周目?」と思った人がいるかもしれません。

事実、過去問を10年×1周だけやった受験生より、10年×2周以上やった受験生のほうが圧倒的に合格しています。そしてみなさんのライバルのなかにはすでに1周している生徒もたくさんいます。(浪人生も侮れないよ)逆に3周真面目にやったのに落ちる受験生もたくさんいます。受験はそんなにも厳しいのです。

ライバルに負けず、合格するために、今年中に3周するべきです。

1周目・・・8月中

2周目・・・9月~10月中

3周目・・・11月~12月中

こんな感じです。スケジュールをしっかりたてて必ずやり遂げましょう!

 

ここまでで過去問を今進める意義をお伝えしました。しっかり伝わりましたか?

最後に、注意してほしいことをお伝えします。それは、

満点を取る必要はないということです。合格点を取れればいいんです。もし「満点とりたい!」と思っている人がいるならば、その考えは今すぐに捨てなさい。その考えは邪念でしかないです。また、本番で満点が取れる受験生なんていないです。合格点をとることを2周目以降考えていきましょう。

そして、1周目でしっかりと自分の苦手・弱みを把握しましょう。

まさに「汝自らを知れ」ソクラテス)ですね。

 

以上、過去問演習を進めましょう!

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