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2020年 8月 5日 受験に役立つかも??~記憶とは?~
こんにちは!本日のブログ担当の 明治大学理工学部数学科2年 日野克也です!
(明治大学って、紫色よく使うし、理工学部は緑の印象あるし、数学は青の印象があるので、色分けしてみました)
今回のテーマは記憶についてです
(教職の授業で1回の中で少し聞いただけなので正確かはわかりませんが…)
皆さんの中には、どうしら効率よくものが覚えられるのか考えたことがある人は多いと思うので、
少しでも助けになればなと思いこのテーマにしてみました
記憶って何でしょう?頭の中にあるもの?
実は、記憶には2段階あるようです 「覚える」と「思い出す」です
まず、覚えるとは?
五感を通して入力された情報を短期記憶から長期記憶に移すこと らしいです。(授業ではそう聞きました)
そして、思い出すとは?
長期記憶の情報を短期記憶に戻し、出力するまで とのことです。
では、どうしたら長期記憶に残りやすいのでしょうか?
まずポイントとなるのは、どのように短期記憶の情報を処理するかです
「宣言的記憶」とか「手続き的記憶」とかいろいろあるんですけど
そんなの細かく説明されてもよくわからないので、何をしたらいいのか 具体的に挙げていこうと思います
① もともと持っている知識、興味のあることと結び付ける
これはよく聞きますね(笑)
でもこれ本当のことで、「意味記憶」といわれる、 長期記憶に含まれるものらしいです
② 勉強していた場所、状況、内容を結びつける
これは「エピソード記憶」というものに部類されます
ある研究で、陸で単語を覚えさせた人、水中で単語を覚えさせた人に、 それぞれ陸と水中でテストをしたところ、なんと、 陸で覚えた人たちは陸の方が、水中で覚えた人たちは水中の方が結果がよく、 環境を逆にすると結果が悪かった という実験結果が出たそうです
なので、テストや入試と同じ環境で勉強すると より効果が出るのではないでしょうか!!
③ 自分で問題を作る
テスト直前に友達と問題の出し合いをしたことがある人はませんか?
実は、その時に一番効果を得ているのは問題を出している方なのです! これは「意味記憶」を通すことにより長期記憶になりやすいからということです
④ 何度も思い出す
これはどういうことなのか??
単語を覚えるときに、覚えようとすると思いますが、そうではなく、 思い出そうとする方がよいということです
これはインプットだけでなくアウトプットも大事ということです。 問題を解かず(アウトプットをせず)問題を解けるようになるなら、 全受験生はずっと教科書を読んだ方がいいですよね、ということです!
記憶にはほかにもいろいろあるので興味があれば調べてみてください!